診療・各部門
教育の理念
JCHOの理念に基づき、地域医療の中心的役割を果たせる自律した主体性のある看護師を育成する
看護部理念
私たちは、患者さんを大切にして、私や私の家族が受けたい看護を提供します
- 患者さんの声に耳を傾け
- 患者さんの気持ちに寄り添い
- 患者さんの家族の思いをくみ取り
- 患者さんと共に歩みます
教育目的
- 地域医療における看護師の役割を理解し、地域住民の多様なニーズに応え、安全で安心な看護を提供できる人材を育てる
- 看護の専門職業人として必要な看護実践能力を身に付け、自律した主体性のある人材を育成する
教育目的
- 急性期医療から退院後の生活まで見据え、患者・家族のニーズに応じた継続した看護が実践できる
- 看護の専門的知識・技術を習得し、科学的根拠に基づいた判断・実践ができる
- 安全で安心な思いやりのある看護が効率的かつ効果的に実践できる
- 医療チームの一員として役割を果たすことができる
- 専門職業人として、倫理的感性を高め実践に反映できる
- 主体的に学習し、自律に向けて成長するために自己研鑽できる
- 看護実践において、研究的視点をもち新しい知見を見出すことができる
キャリアラダー別教育計画(2024年度)
JCHO滋賀病院 キャリアラダー別教育計画(2024年度)
新人看護師教育計画(2024年度)
JCHO滋賀病院 新人看護師教育計画(2024年度)
滋子さんのローテーション研修スケジュール
滋子さんは、A病棟(内科)に配属された1年目の新米看護師です。滋子さんのローテーション研修の内容を見てみましょう!
滋子さんの一日
08:30 | 病棟スタッフに挨拶 実地指導者とともに担当患 者の情報収集 |
09:00 | 外科の回診に同行* 処置の介助実施、担当患者 の保清、検温に実地指導者 と同行 |
11:00 | 担当患者のOPEの出棟 の場面の見学 |
11:30 | 休憩 |
12:30 | 食事介助、下膳* |
13:00 | おむつ交換実施* |
14:00 | カンファレンス参加 |
15:00 | OPEお迎えの見学、術 後の観察見学・実施 |
16:00 | 申し送り見学・おむつ 交換 |
17:15 | 研修終了 |
A病棟勤務 | |
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6月 | ・OPE ・外来 |
7月 | ・老健 ・健診 ・訪問看護 ・腎センター |
8月 | ・B病棟 |
9月 | ・C病棟 |
内科病棟に勤務する滋子さんは、外科病棟で研修することによって、外科の特殊性や滅菌操作など内科病棟では学べないことをたくさん学ぶことが出来たそうです♪
*指導のもと実施
プリセプティへインタビュー
1年目や2年目の看護師さんに、ローテーション研修の感想をインタビューしてみました!
他部署での研修を受けてみてどうでしたか?
私は、整形外科や内科患者が入院する混合病棟に勤務しています。
循環器病病棟の研修では、心筋梗塞や心不全の疾患を持つ患者と関わる機会があり、循環器疾患を持つ患者だからこそ、注意して見なければならない観察点、看護のポイントや、患者の状態、価値観に合った生活指導の方法などを理解することが出来ました。
ローテンション研修で、じっくり患者と関わることで、改めて患者それぞれに合った看護を行うことの重要性を学ぶことが出来ました。
自部署でも、主疾患だけでなく、既往歴や多くの患者を取り巻く情報に目を向けて、研修で得た様々な視点を用いて、患者一人一人に合わせた温かい看護をしていきたいと思います。
入社1年目Aさん
研修ではどのような学びがありましたか?
私は手術室での研修が、今も病棟での看護に活きていると感じています。
病棟では整形外科の手術前後の患者さんの看護をしていますが、研修を通して実際にどのように手術が行われているのか、麻酔導入から覚醒まで見ることができ、術後の禁忌肢位や必要な観察項目・ケアなどに繋げる事が出来ました。
また、ローテンション研修では、自部署では経験できない看護技術や色々な疾患について経験し、学ぶことが出来ました。
最初は緊張しましたが、同期のメンバーと共に研修を行っていくので、新たな発見や学びの共有ができ、とても良い研修となりました。
入社2年目Bさん
ローテーション研修を終えて何か変化はありましたか?
当病棟では、整形外科の手術を受ける患者が多数います。手術室の研修は、1年目にとって普段見られない術中の看護を学べる機会です。
手術室の雰囲気や、手術の流れを知ることで、術前の患者への関わりや、術後の観察など、患者への看護を、根拠を持って行えるようになったと感じました。
また当院では、3年目になると部署の異動があります。ローテンション研修で各病棟での特徴や雰囲気を見たことで、自分のやりたい看護を改めて考える機会になったのではないかと思います。
入社1年目Cさん
中途入社で当院を選んだ理由は何ですか?
この病院に就職する前は、急性期病院と訪問看護を経験しています。
仕事をする中で、病気に対する知識や経験を増やしたいと思う一方、ゆっくり一人一人の患者さんに関わりたいという気持ちを思っていました。
滋賀病院は、救急対応や手術も行っている他、地域包括ケアにも力を入れています。この病院であれば、知識や技術を高めながら、患者さん一人一人により深く関わる看護が出来るのではないかと思い、就職させてもらいました。
また、ママさんナースが多いという点も、育児と仕事の両立がしやすい職場なのだと思います。まだまだ業務で精一杯で、足りない点も沢山ありますが、一日一日を経験とし、看護を学んでいきたいと思います。