診療・各部門
腎センター
私たちが大切にしていること
「信頼される質の高い医療・介護・予防の実践を通して社会に貢献します」という理念のもと、地域の方々から愛され、選ばれる病院を目指しています。
「やりたい医療」ではなく「求められる医療の実践」を追求し「その人らしく生きる」を支える医療を実践します。
センター内
カンファレンス
スタッフ紹介
腎センター勤務者
腎臓内科医師 | 5名 |
---|---|
看護師 | 17名 |
臨床工学技士 | 12名 |
クラーク | 2名 |
有資格者
慢性腎臓病療養指導看護師 | 1名 |
---|---|
腎臓病療養指導士 | 4名 |
腎代替療法専門指導士 | 4名 |
透析技術認定士 | 3名 |
認定血液浄化臨床工学技士 | 1名 |
フットケア認定看護師 | 1名 |
腹膜透析認定看護師 | 1名 |
特定行為看護師 | 1名 |
腎臓リハビリテーション指導士受講修了者
医師 | 1名 |
---|---|
看護師 | 5名 |
理学療法士 | 2名 |
腎センター紹介
血液透析、腹膜透析、在宅血液透析含め、約170名の透析治療が必要な患者さんを診療している県下でも大規模な透析施設です。
患者さん一人一人に合わせた最適な透析ができるよう取り組んでいます。旅行者透析や緊急透析にも対応しておりレスパイト入院の方の透析も可能です。
老人保健施設や訪問看護ステーション・居宅支援センターを併設しており、地域連携・多職種連携在宅支援にも力を入れています。
施設透析
血液透析療法 | 低分子の毒素除去に優れている。 |
---|---|
O-HDF療法 (血液透析と血液濾過の併用型) | 低分子タンパクを取り除くことができ、かゆみや関節痛、イライラ感を低減することができる。 |
I-HDF療法 | 一定間隔で補液をする治療で血液低下予防がある。 |
フィルトール | 手根管症候群の患者に、透析併用できるβ2マイクログロブリン吸着療法を行っている。 |
在宅透析
腹膜透析 | 血圧の変動が少なく、残腎機能を維持することができるとされ、月1回程度の通院。 |
---|---|
在宅血液透析 | 時間や回数制限がなく長期にわたる合併症予防に効果あり。月に1回程度の通院が必要。4ヶ月程度の教育トレーニングが必要。 |
シャント管理
シャントエコーやシャント治療(PTA)にも対応しています。
送迎サービス
ご自宅から当院までの無料送迎サービスを行っています。※詳細はご相談ください。
透析クール
月・水・金 | 午前 9:00〜 夜間 16:30〜 |
---|---|
火・木・土 | 午前 9:00〜 夜間 14:00〜 |
患者様一人一人に合わせた最適な透析ができるよう多職種で取り組んでいます
一般的な①血液透析療法(HD)に加え、血液透析(HD)と血液濾過(HF)の併用型である②O-HDF療法を行っています。
O-HDFでは、透析困難症候群の低中分子タンパクを取り除くことができ、かゆみや関節痛、イライラ感を低減することができるとされています。また、血圧低下を生じやすい方に効果的とされている③I-HDF療法も行っています。
当院では、これら3つの透析療法から患者さん一人ひとりに合わせた最適な透析ができるよう取り組んでいます。
腹膜透析
腹膜透析(PD)は、お腹の中に透析液を入れ、腹膜を使って透析を行う、身体に負担が少ないとされている透析療法です。
24時間かけてゆっくりと透析を行うため血圧の変動が少なく、残腎機能を維持することができるとされています。月に1回程度の通院で管理されるので、時間を有効に使うことができます。
在宅透析
従来の週3回施設透析にしばられず、自宅で頻回・長時間透析が可能な在宅治療です。時間や回数制限がないので長期にわたる透析合併症の予防にも効果があります。
4ヶ月程度の教育トレーニングを受けていただき、十分な知識や技術を身につけた上で、患者さんと介助者さんの二人三脚で、ライフサイクルに合わせた透析を行えるのが特徴です。
「その人らしく生きる」を支える医療を実践
フットケア
フットケア回診
腎センターでは、フットケアチーム(看護師)による毎月のフットケア回診を実施し、循環器科・整形外科・皮膚科等とも連携し、足病変の予防と早期発見・早期治療に取り組んでいます
フットケア外来(毎週月・金曜日)
足病変のハイリスクな糖尿病や閉塞性動脈硬化症、透析患者様の足を守ることを目的として糖尿病認定看護師・フットケア指導士(看護師)が中心となり、予防的なケアを行っています。
「いつまでも自分の足で自分らしく生活する」ことを目標に、患者様と一緒に足を大切にしていきたいと考えています。
透析体操
運動にはたくさんのメリットがあります。
透析患者さんは、週3回の透析により通院と時間的制約や透析後の疲労などにより活動量が低下傾向にあります。析患患者さんへの運動療法は、こりやむくみの改善、睡眠の質がよくなる、心機能改善、骨格筋線維の増加、血圧低下、免疫機能の向上、低栄養などの改善、ADLやQOLが改善する等の効果があるといわれています。
運動がしたくても時間や機会がない患者さんがたくさんいらっしゃいます。当院では透析中に運動療法を行い、継続した運動が自身で行えるように支援しています。
じん教室
日本人の8人に1人は『CKD=慢性腎臓病』といわれています。
糖尿病や高血圧など様々な原因で起こりますが、自覚症状が少ないため、知らず知らずのうちに症状が進んでしまい、最終的には透析治療が必要となる疾患です。
病期の早いうちから適切な管理ができるよう当院では地域の皆様に無料で集団教室(じん教室)を行っています。当院の受診歴がなくても参加できます。(ご家族と一緒の参加も大歓迎です)
- 奇数月の水曜日に2回 14:00~15:45
【担当職種】医師/看護師/栄養士/MSW/薬剤師/検査技師/理学療法士 - お申し込みは、当院内科外来、または腎センター看護師までお気軽にご連絡ください。
JCHO滋賀病院 TEL:077-537-3101
個別相談のそらまめ外来(慢性腎臓病外来)
当院では、慢性腎臓病患者さんとそのご家族に向けた個別相談も実施しています。
疾患の知識提供と個々の生活をお伺いし、各患者さんの状態に応じた療養生活支援を行っています。
- ご希望の方は事前予約をお願いします。
JCHO滋賀病院 TEL:077-537-3101