心臓リハビリテーション

診療・各部門

心臓の病気を持つ方でも定期的な運動を継続することで予後が改善するといわれています。
心臓リハビリテーションとは心臓や足の動脈硬化の病気を持つ方を対象に運動療法、カウンセリング、教育を行うことで運動能力、生活の質(QOL)、長期予後の向上をめざすものです。
当院でも2Fリハビリ室にて心臓リハビリテーションを行っています。今までの生活を見直し、病気の原因になっている問題点を整理し、患者さん1人1人の心臓や体力に合わせた適切な運動療法を継続していきます。
運動療法は医師・理学療法士がプログラムを作成し、理学療法士や看護師と一緒に週1回程度で行います。

≪対象の患者さん≫

  • 心筋梗塞、狭心症、心臓の手術(開心術)後の患者さん
  • 慢性心不全(左室駆出率40%以下、BNPが80pg/ml以上など)
  • 末梢動脈閉塞性疾患(間欠性破行を呈する)

※ご不明な点は主治医に聞いてください。

≪心臓リハビリの効果≫

  • 心肺機能が向上し、体力がつきます
  • 血管の調節機能が改善し血液の循環がよくなります
  • 動脈硬化の進行を予防します
  • 血糖の上昇を抑えます
  • 心臓や足の新たな血管(側副血行路)の発達を促します
  • 心筋梗塞の再発予防に繋がります
  • 自律神経が安定し気分転換が図れストレスや抑うつ傾向を解消します。

≪費用について≫
  

*興味のある方は外来看護師にお尋ねください。見学も可能です。